早春の候、皆様には、いかがお過ごしでしょうか。
早いもので、前回の市長選から4年がたとうとしていますが、直近の2年間は、コロナウイルス感染防止のため、各地で開いていく予定だった対話集会を、私の判断ですべて取りやめました。
万一にもクラスターが発生し、人名に関わる事態が起きることを何としても防ぎたかったからですが、これは、多くの皆様にご無沙汰をしてしまうことにもつながりました。
通常の活動が大きく制約される一方で、私はこの間、コロナの影響をこうむった飲食店その他の事業者をまわり、主に国が行う各種支援金、給付金の手続きを手伝って回ったりもしました。
というのも、市や県の手続きとは違い、繰りの手続きは、オンライン(インターネット)でしか受け付けないものが多く、機械の操作に慣れていない方は、申請そのものができない状態になっていたからです。
50以上のお店、事業者を回りましたが、それでも一人で回れる数には限度があり、本来もらえるはずの方が、気づかないまま受給を逃したケースも、残念ながら多かったと思われます。
オミクロン株による第6波は、ようやく先が見えてきましたが、コロナ禍自体は当面続くと、多くの専門家は見ています。こうしたなか、支援を必要とする方の手に、支援が確実に届くようにする体制が不十分であることを、いつも感じていました。
事業者、個人を問わず、市民が受けられる支援策がある場合は、たとえそれが能代市によるものでなくても、受給を逃す人が出ないよう、市はもっと積極的に情報発信をし、あるいは申請を手助けする必要があります。
そうした体制作りを、市に強く働き掛けたいと思っています。
多くの人が困難に直面しているこうした時にこそ、真に市民目線での取り組みが求められています。
なお、私自身は手続きの支援を今後もつづけていくつもりです。
市民目線に立つのでなければ、政治をやる意味はありません。私は、市長、あるいは市に、良いものは良い、悪いものは悪いと、一切そんたく無しで物申していきます。
そして、そういう勢力を、議会に構築したいと考えています。
令和4年 春 小野 りゅう
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最終更新日 2022年4月9日